今回はちょっと一息ついて、友達が教えてくれた楽しいサイトの紹介です。
好きな言葉をこのサイトに入力すれば、G.I.S. (Google Image Search)で一位に出てくる画像が文字化されます。
百聞は一見にしかず。
いろいろ遊んでみてください。
2005年11月27日日曜日
2005年11月18日金曜日
訳せないAmerican Joke
今回のお話は退屈の金曜日の夜に書いていた次回のお話の紹介ですので、 くだらない「American Joke」がいっぱいあって、あまり翻訳するほどのものではなかったので、英文のみです。
次回予定している話は「Web 2.0」といった、流行用語の説明と、 その「Web 2.0」がオンライン社会や今後のWebマーケティングをどう影響するかを推察する話になると思います。
今回の英語版
次回予定している話は「Web 2.0」といった、流行用語の説明と、 その「Web 2.0」がオンライン社会や今後のWebマーケティングをどう影響するかを推察する話になると思います。
今回の英語版
2005年11月14日月曜日
さようならUrchin、こんにちはGoogle Analytics
市場に出回っているウェブアクセス解析ツールの中でも上質な部類だったUrchinをGoogleが今年の3月に買収したとき、Googleがこのツールをいかに利用するのかは謎につつまれていた。
が、この謎を解き明かすかのごとく、今日、Googleは新ツールGoogle Analyticsを公開。すでに、www.urchin.com にアクセスしようとするとGoogle Analyticsに飛ばされるようになっている。
ちなみに、このGoogle Analyticsは、AdWordsユーザーの皆さんには無料で提供されます。
これは一見朗報に思える。
だけど、実際はどうなのか。
このツールが本当に意味するところは、何なのだろうか。
Googleがこのアクセス解析ツールを開発したということは、今後、私たちのサイトに集まってくる訪問者がどこからやってくるのかなどといったトラフィック情報や、その他多くのサイトアクセスに関する統計が、Google側のデータベースに蓄積されていくということになる。
Googleは、どれだけのサイト訪問者が純粋な検索結果(オーガニックサーチ)を元に訪れ、どれだけの訪問者がPPC(クリック課金型キーワード広告)から訪れたのか、またそのPPCはどこのPPCエンジンによるものか、などといった細かいデータを、分かりやすく整理された一覧表にして閲覧することができるようになる。
こんなことを考えていると、「一体Googleをどれだけ信頼できるだろうか?」と自問してみたくなる。
これまでだったら、普通に「結構信頼できる」と答えていたはずだった。
でも、どれだけの訪問者がOverture(Yahoo!の検索キーワード広告)経由で自分のサイトへ来ているかなんていうデータを、本当にGoogleに知られてもいいだろうか?
どれだけの訪問者が実際に純粋なSEO結果経由で自分のサイトへたどり着いているかという具体的な数字と、それが自分のサイトにどういった意味をもたらすかということを、本当にGoogleに知られてもいいだろうか?
自分のサイトの「CPC対オーガニックコンバージョン」などといったデータが記載された報告書がGoogle側で簡単に作成されてしまってもいいだろうか?
勿論、Googleの既存のシステムでもすでに検索結果のクリックスルーの統計を取ることはできたわけだけど、実際に自分のサイトの売り上げに影響している情報をそう簡単に彼らに手渡していいものだろうか?
いかに“良心的”サイトであると言っても、Googleも広告販売をビジネスとする一企業。
SEO(検索エンジン最適化)に長けているために、オーガニック検索のクリックスルーから得る売り上げが高いサイトが、AdWordsにあまりお金を落としていないということがアクセス解析により判明したとする。そのとき、Googleがオーガニック検索の結果に手を加えてサイトのランキングを下げ、それによってクリックスルーの数を減らし、さらにそれがAdWordsへの出費に繋がるように仕向けないとは言い切れない。
ビジネスだけを念頭において考えれば、Googleがそういったことをしてもまったくおかしくはない。
私は検索エンジンスパムに強く反対するSEO業者の一人です。今までフェアに検索エンジンと向き合ってきただけに、例えそういった行為が彼らにとって有益かつ可能だとしても、彼らもフェアでいて欲しいと願っています。。。
というわけで、この大変役立ちそうな無料解析ツール(でも今日はちょっと動作が不安定)、どれだけ信頼がおけるのか?皆目見当もつきません。
本音を言うと、私はちょっと警戒しています。
今日はそんなことを「うーん」と考えた一日でした。
が、この謎を解き明かすかのごとく、今日、Googleは新ツールGoogle Analyticsを公開。すでに、www.urchin.com にアクセスしようとするとGoogle Analyticsに飛ばされるようになっている。
ちなみに、このGoogle Analyticsは、AdWordsユーザーの皆さんには無料で提供されます。
これは一見朗報に思える。
だけど、実際はどうなのか。
このツールが本当に意味するところは、何なのだろうか。
Googleがこのアクセス解析ツールを開発したということは、今後、私たちのサイトに集まってくる訪問者がどこからやってくるのかなどといったトラフィック情報や、その他多くのサイトアクセスに関する統計が、Google側のデータベースに蓄積されていくということになる。
Googleは、どれだけのサイト訪問者が純粋な検索結果(オーガニックサーチ)を元に訪れ、どれだけの訪問者がPPC(クリック課金型キーワード広告)から訪れたのか、またそのPPCはどこのPPCエンジンによるものか、などといった細かいデータを、分かりやすく整理された一覧表にして閲覧することができるようになる。
こんなことを考えていると、「一体Googleをどれだけ信頼できるだろうか?」と自問してみたくなる。
これまでだったら、普通に「結構信頼できる」と答えていたはずだった。
でも、どれだけの訪問者がOverture(Yahoo!の検索キーワード広告)経由で自分のサイトへ来ているかなんていうデータを、本当にGoogleに知られてもいいだろうか?
どれだけの訪問者が実際に純粋なSEO結果経由で自分のサイトへたどり着いているかという具体的な数字と、それが自分のサイトにどういった意味をもたらすかということを、本当にGoogleに知られてもいいだろうか?
自分のサイトの「CPC対オーガニックコンバージョン」などといったデータが記載された報告書がGoogle側で簡単に作成されてしまってもいいだろうか?
勿論、Googleの既存のシステムでもすでに検索結果のクリックスルーの統計を取ることはできたわけだけど、実際に自分のサイトの売り上げに影響している情報をそう簡単に彼らに手渡していいものだろうか?
いかに“良心的”サイトであると言っても、Googleも広告販売をビジネスとする一企業。
SEO(検索エンジン最適化)に長けているために、オーガニック検索のクリックスルーから得る売り上げが高いサイトが、AdWordsにあまりお金を落としていないということがアクセス解析により判明したとする。そのとき、Googleがオーガニック検索の結果に手を加えてサイトのランキングを下げ、それによってクリックスルーの数を減らし、さらにそれがAdWordsへの出費に繋がるように仕向けないとは言い切れない。
ビジネスだけを念頭において考えれば、Googleがそういったことをしてもまったくおかしくはない。
私は検索エンジンスパムに強く反対するSEO業者の一人です。今までフェアに検索エンジンと向き合ってきただけに、例えそういった行為が彼らにとって有益かつ可能だとしても、彼らもフェアでいて欲しいと願っています。。。
というわけで、この大変役立ちそうな無料解析ツール(でも今日はちょっと動作が不安定)、どれだけ信頼がおけるのか?皆目見当もつきません。
本音を言うと、私はちょっと警戒しています。
今日はそんなことを「うーん」と考えた一日でした。
2005年11月7日月曜日
"Google Bowling"に気をつけろ!
近頃検索エンジン界でよく耳にする"Google Bowling"という用語。Eコマースのサイトや広告リンクを売る大型サイトを管理している人は、知っておくべき用語です。
Googleが全面的なリンク買い付けキャンペーンを“罰する”ために、今年3月にアルゴリズムを改変したのがそもそもの事の始まりのようだけれど、近頃は悪徳SEO会社が自社のクライアントの競争相手を潰すためにこのGoogle Bowlingというトリックを用いているとして話題になっている。
Google曰く:
噂:競争相手が何らかの手段を用いて別のサイトのGoogleランキングを下げたり、Googleのインデックスからそのサイトを削除させることが可能である。
真相:競争相手が、あなたのサイトのランキングを妨害したり、あなたのサイトを我々Googleのインデックスから削除させることは、ほぼ不可能です。あなたのサイトのランクとインデックスへの表示は、コンテンツの選択やそのサイトのデザインなど、ウェブマスターのあなたが管理できる分野が決定の要因となっています。
ということだけれど、巷ではまったく別の説が流れている。
実際に、こういった競争相手のサイトを陥れるようなキャンペーンを肩代わりしてくれると公言している企業もいくつかある。
そんな企業を無駄に宣伝してやることもないのでリンクはしませんが、代わりにそこに掲載されていた言葉をここに引用します。
我々のような人々にGooglebowlのパワーを授けることにより、この収益機会を生み出してくれたGoogleに感謝します。
ちっとも心の温まらない話ですね。
Googleが全面的なリンク買い付けキャンペーンを“罰する”ために、今年3月にアルゴリズムを改変したのがそもそもの事の始まりのようだけれど、近頃は悪徳SEO会社が自社のクライアントの競争相手を潰すためにこのGoogle Bowlingというトリックを用いているとして話題になっている。
Google曰く:
噂:競争相手が何らかの手段を用いて別のサイトのGoogleランキングを下げたり、Googleのインデックスからそのサイトを削除させることが可能である。
真相:競争相手が、あなたのサイトのランキングを妨害したり、あなたのサイトを我々Googleのインデックスから削除させることは、ほぼ不可能です。あなたのサイトのランクとインデックスへの表示は、コンテンツの選択やそのサイトのデザインなど、ウェブマスターのあなたが管理できる分野が決定の要因となっています。
ということだけれど、巷ではまったく別の説が流れている。
実際に、こういった競争相手のサイトを陥れるようなキャンペーンを肩代わりしてくれると公言している企業もいくつかある。
そんな企業を無駄に宣伝してやることもないのでリンクはしませんが、代わりにそこに掲載されていた言葉をここに引用します。
我々のような人々にGooglebowlのパワーを授けることにより、この収益機会を生み出してくれたGoogleに感謝します。
ちっとも心の温まらない話ですね。