2005年10月13日木曜日

一体何を企んでる? エキサイティングな今日のネット業界

インターネット業界では合併とか提携とかが次ぎから次へとあって、なんだか利用者の私たちにどんな影響を及ぼすのかがよくわからない今日この頃。

そして、その合併や提携に関わっている企業にとって、どんな利益があるのかも見えづらい。最終的にはすべてが“金”なんだと言われればその通りだけど、一体彼らはこれらの取引からいかにして収入を得ようとしているのか、なぜ今この取引に踏み出したのか、という点については、世の“エキスパート”たちも頭を悩ませています。

ここのところよくこういった憶測やうわさが“ニュース”として扱われているのを目にするけれど、実際本当に何がおきているのかを把握している人は少ないという気もする。

実に意外なYahooとMSNのインスタントメッセージ機能タイアップもそのひとつ。
利用者の観点からすれば、この提携はちっとも意外でも何でもないわけですが、MSNとYahooはこれまで決して仲がいいとは言えなかった。
(それについてはこちらの記事をどうぞ)

もちろん、一時期は両社のサーチエンジンをInktomiが提供していたわけだけど、やがてYahooがGoogleに乗り換え、やがてそれもやめて今度はInktomiを買収、そしてそのInktomiはMSNが独自のサーチエンジン(今でもなんか動作がヘンですね)を使用し始めるまで使っていたサーチエンジン、というわけで……。

あちこちで買収やら提携やら分離やらがあって、次にはどことどこがくっつくのか、本当に見当もつかない状態。もはやこれはサーチエンジンとインターネットの昼メロ、あとは別れた夫の顔にコップの水がぶっかけられるシーンがあれば満点、といった感じかな。(笑)

こちらもやはりちょっと奇妙だけど実はそうでもないタイアップの話題:
Paypal が VeriSign の支払いプロセス部門を買収
(ここに追加情報あり)

あと、このGoogleのトップシークレットとはすでに呼べないようなトップシークレットプロジェクトには、“誰かさん”が恐れおののいているのでは?
わたくしめのマジカル占いボール(??)によれば“可能性アリ”とのこと!

他にも、MSNとAOLが提携するというニュースが流れたのが先月のこと。そしてこの提携によってMSN・AOLはYahooのページ閲覧数を超えると言われていたわけだけど、ちょっと待った!

今週の最もホットな話題は、なんとGoogleとAOLの提携。AOLは今でもGoogleをバックエンドのサーチエンジンとして利用しているから、不思議ではないのだけれど、でも一体双方が何を求めているのか、これまた謎に包まれている。

これはVoIPをめぐる争いなのか、はたまたサーチエンジンを狙う争いか?
それともGoogleは単にAOLのブラウザを手に入れたいだけなのか?

ということで、このドラマの続きは以下次号! 気になる人はインターネットにチャンネルを合わせてね。乞うご期待。??

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