SEOは他社とのレース。周知の手法だけで、相手に勝てる施策など存在しない
そもそも、SEOは他社より良い評点を検索エンジンからもらえるように画策するレースです。社内で片手間に、SEOの教則本やネットで確認して得られる情報は、周知の基礎知識ではあっても、ノウハウにはなりません。誰でもできることを、皆と同じようにやって得られる結果は、人並みでしかないからです。
よく知られているTITLEタグやMETAタグ、ALTタグの記述を調整したり、外部からの被リンクを積極的に増やしたりするのも勿論その手法の一部です。 しかしそれらはあまりにも当たり前のことであり、レースのスタート地点に立つ前の準備運動のようなものとお考え下さい。
実際には検索順位を決定付ける要素が200ほど存在していると言われており、その内の20~30程度の要素でほとんどの場合勝負が決まっているというのが現状です。
無料で付いてくるSEO機能もあるのに、なぜお金を払う必要があるのか?
最近のオンラインショップやCMSなど、オープンソースをはじめ、汎用的なウェブサイトリソースには、標準的にSEO対応と謳われていることが多いと思います。
現実的には、それらのリソースにあるSEO機能を活用したところで、意味のあるSEO効果が得られることは、まずありません。それらの機能やツールが提供してくれるものは、TITLEタグやMETAタグ、ALTタグの記述を調整できるという程度の、極当たり前に、誰でもやっていて当然のことで、他社とのSEOの戦いにおいて、本当の意味で差別化を生み出せるような内容ではないからです。そこから期待できることは、せいぜい100位が90位になったという程度の、トラフィックにはおよそ影響のない程度の効果です。
あなたがお金をたくさん、または少ししか払わないことは、あなたが何を得るのか?と直結しています。
少しトリッキーなことを話すと、実は私たちがここで書いていることは、来週には正しくなくなるかもしれません。勿論、コンテンツを更新しなくても同じことです。
さて、次の内容はSEOによる上位表示に、どれくらい関係すると思います?
どれが一番SEOで重要になるか、分かりますか?ヒントとして、この中で1つはほとんど影響ないものが入っています。よくSEO解説サイトという類のものを多数見かけると思いますが、怪しげなアドバイスを実際に試してみたことはありますか?
実際に読んでいる内容が、実際にどんな価値があり何の役に立つのか、知らないと思います。 一体どれくらいの頻度で、検索エンジンのアルゴリズムが変更されているのか、知っていますか? フルタイムでSEOの専門職として従事していなければ、到底キャッチアップすらできない世界です。
SEOのランキング影響要素: メタタグ
メタタグとは、タイトルやメタディスクリプション、メタキーワードといったタグに記述されるテキストで、狙っているキーワードを仕込むことは、SEOにどれくらい有効?
SEOのランキング影響要素: HTML / サイト構造
サイトナビゲーション、キーワードを含めたヘッドラインやURL、ページのロードタイム
SEOのランキング影響要素: 被リンク / サイトとの関係性・信頼性
リンク元のページとリンク先ページとのコンテンツの関連性
SEOのランキング影響要素: 鮮度
コンテンツの鮮度。サイトやページの更新頻度
SEOのランキング影響要素: ボディーコンテンツ
キーワードを含みつつ、オリジナル(ミラーではない)、関連性があり、ビジターに自然かつ興味をもって読まれるコンテンツ
SEOのランキング影響要素: 画像
言葉で表現するより、1000倍の重みがあるであろう、ユーザーの目を引く画像に、キーワードをタグ化して埋め込む
誰かがあなたに、ソファーに座っているだけで、15kgは痩せると言ってきても、信じないですよね?物事に簡単な方法なんて、存在しません。
例えば$1500で制作したホームページで、$30,000のリターンを得られるという話を信じられますか?1900%のROI(費用対効果)ですが??
それが本当ならすばらしいのですが、おそらくは‥‥
ニールセンの統計に依れば、平均的なオンライン広告のROIは218%だそうです。もしもこれよりはるかに高いROIを期待されているなら、要注意です。例えば、年商1.5ミリオンを得ることを目標に、広告代理店にSEOを含めたホームページ制作を$10000で依頼していたとすれば、ROIが14900%の話を想定しているということになります。
月々数百ドル程度のSEOサービスで得られることは?
現実として、$75~$150/月というサービスであれば、安価なSEOファームの誰かの人件費4h程度に相当
SEOの費用は、倒すべき相手のレベルに比例する必要作業量と密接な関係がありますが、もう1つの指標として、そのキーワードにおいて、例えばPPC(クリック課金型キーワード広告)のみで集客した際の、費用対効果とも照らし合わせて考えることができます。
価値の高いSEOとは、コスト的に高くつくキーワードのPPCを、SEOによって獲得し、トラフィックを得ることです。PPCは広告費がクリックされる毎に発生する従量制なので、SEOによって定額もしくは無料で同じことができるのは、理想といえます。
特に競争が激しいキーワードにおいては、PPCの広告主なら誰でも考えていることですので、皆それを本気でトライしている方が通常です。では競合他社は、幾ら位の費用をSEO業者に投じているのでしょうか。相手が本気であるほど、相応の費用を投じているはずです。つまり、そうして雇われたプロの業者と、あなたが戦っていく状況において、安価なサービスを提供する業者で、事足りるのか、考えてみればすぐに答えは出ると思います。